のどかホームで物件探しから、全てを。リノベーションから始まる、あなたの暮らしをサポート。

物件を売りたい方はこちら

nodokaな暮らし発見リノベーションにまつわるライフスタイルから豆知識まで、nodoka視点でお届けします!

中古マンションの購入動機における優先順位の定まり方について

中古マンションの購入動機における優先順位の定まり方について

中古マンションを購入しようとする動機には様々なものがありますが、実際に購入する物件を決める際には、その様々ある動機(又は条件)に優先順位をつけ、より順位の高い順位にある条件をクリアする物件を選択するようにします。

中古マンションの購入で最優先の動機は何か

あるアンケート調査によると、マンション購入の検討理由の10年連続のトップは「もっと広い住宅に住みたいから」というものでした。例えば、子供が生まれたりして世帯の人数が増加した場合には、当然に、より広いマンションに引っ越したいと思うようになりますが、そういった理由が、マンション購入の動機として最も多くなります。

中古マンションの広さや間取りなどは、中古マンションの本質的な部分と言えます。その広さや間取りが自分の気にいったものであるかどうかを最優先に物件購入を検討するというのは、ごく当たりまえのことです。

通勤通学に多少不便であるとか、価格が少し高いということであれば、我慢できないこともないのですが、広さや間取りが合わないと、毎日毎日我慢しなくてはなりません。そういったところが、広さ(間取りを含む)の最優先に物件購入を検討する人が最も多い理由と考えられます。

ライフステージごとに優先順位は異なる

ライフステージごとに、マンション購入の優先順位は異なります。例えば、若い世代であれば、お仕事がメインとなりますので、交通アクセス(立地)を最優先にマンションを選ぶ傾向があります。子育て世代であれば、マンションの広さや、周辺に幼稚園や小中学校があるかどうかなどの教育環境を最優先に中古マンションを選択する傾向があります。

リタイアした時点も、退職金が入りますので、その退職金を元手に中古マンションを購入する方も多くいらっしゃいますが、その場合には、高齢になると買い物が大変になりますので、立地を優先して物件購入を決める場合が多くなります。

リタイア後の中古マンションの購入は、退職後は年金収入がメインとなることを考えると、住宅ローンに依存せず、退職金と従前住んでいたマンションの売却代金で、中古マンションを購入することになりますので、販売価格が安いということも、マンション購入で優先される事項となります。

中古マンション購入での優先順位の付け方

中古マンション購入での優先順位の付け方

実際に中古マンションを購入する際には、まず、様々な条件を羅列します。中古マンションを購入する際に検討の対象となる条件としては、以下のようなものがあります。

  1. 広さ
  2. 間取り
  3. エリア(自然豊だとか、子育て施設が充実しているとか)
  4. 駅からの距離
  5. 環境(騒音、治安など)
  6. 日当たり
  7. 駐車場
  8. 販売価格


次に、この条件を一つ一つ検討し、重要な順に順番をつけていきます。この順番は、中古マンションの購入を検討される方のライフステージや年収、家族構成、趣味などによって異なってきます。

一例を上げると、以下のようになります。

  1. エリア
  2. 駅からの距離
  3. 広さ
  4. 間取り
  5. 販売価格
  6. 環境
  7. 駐車場(妥協可能)
  8. 日当たり(妥協可能)


条件の順位付けが終わったら、実際に物件探しに入ります。条件の順位付けを表にしたものを手元において物件探しを行えば、物件選びがスムーズに進行します。

マンション購入で妥協する条件

マンション購入者を対象に、マンション購入の際に、諦めた・妥協した点はどんな点ですかというアンケート調査の結果は、以下のとおりとなります。

  1. 最寄駅からの距離
  2. 物件価格
  3. 住宅の広さ
  4. 住宅の向き
  5. 通勤アクセス


妥協した点で第1位となったのは、最寄り駅からの距離です。通勤で自動車を使われる方であれば、最寄駅からの距離はほとんど問題になりません。また、気に入った物件であれば、駅から多少は離れている場所にあっても、買いたいという方も多くいらっしゃいます。

駅近物件は、入気が集中して販売価格が高額になるという傾向があります。十分なマンション購入資金が確保できないという方であれば、販売価格がリーズナブルであることを優先させるため、駅から多少離れた場所にある物件でも、妥協して購入することになるでしょう。

販売価格の優先順位は高いか

食品や衣料品などの物品を購入する場合には、販売価格を最優先にするということはよくあります。しかし、中古マンションの購入の場合には、一生に一度あるかないかの買い物なので、販売価格が必ずしも最優先になるとは限りません。

もちろん、販売価格が購入を決める重要な要素になることは間違いはないのですが、気に入った物件があれば、多少予算をオーバーしても、思い切って購入するということはよくあります。中古マンションは同じものが二つありませんから、一度購入する機会を逃してしまったら、同じ物件を購入することはほぼ不可能です。

交通アクセスや間取り、広さは日常生活と一体化しており、どうしても妥協できないということもあります。また、中古マンションの場合、住み替え後に売却できるケースもあり、その場合は、販売価格が多少高くても、一定期間居住後の売却時点である程度は回収できるので、思い切って買ってしまうという選択肢もあります。

資産価値を持ちたいという優先順位は高いか

資産価値を持ちたいという優先順位は高いか

中古マンションというと、居住のために購入するというのが常識となっていますが、中古マンションは流通性が高いので、資産価値を保有するという側面も無視できません。一般の方は、専ら、転売して利ザヤ(売買の結果生じる利益)を稼ぐことを目的とした不動産投資家とは異なりますが、それでも、購入したマンションを一定期間経過後に売却することが多いので、売却時にできるだけ高く売れるマンションを購入したいという気持ちは誰でも持つでしょう。

売却時にできるだけ高く売れそうなマンションを購入したいという動機、言い換えると、資産価値を持ちたいという動機は、マンション購入検討の動機を調査したあるアンケート調査で、「もっと広い家に住みたい」についで第2位となっています。

資産価値という側面から考えた場合、駅に近い場所にある築20年~25年の物件を購入するのが最も良い選択となります。築20年~25年の中古マンションンは、資産価値が新築マンションの約50%程度の水準で下げ止まりしています。また、駅に近い物件は、常に一定の需要があるので、時間が経過しても資産価値が下がらないという特徴があります。

お金をかけてもこだわりたいポイント

マンション購入に当たって、お金をかけてもこだわりたいポイントに関するあるアンケート調査の結果は、以下のとおりとなっています。

  1. 駅から近いこと
  2. 住みやすい間取りであること
  3. 日照や採光がよいこと
  4. 免震構造や耐震性が高いこと
  5. 日常の買い物が便利なこと


上位に入っている条件の多くは、購入後に変更しにくいものです。第2位の間取りは、購入後にリノベーションを実施すれば、ある程度は改善できます。しかし、それ以外の条件は、購入後に変更することはできません。

この中で、注目すべきは第4位の免震構造・耐震性です。いくら販売価格がリーズナブルだからと言って、旧耐震構造のマンションを購入した場合、首都直下型の地震が起こった時点で、購入したマンションの寿命が終わってしまうという可能性があります。この辺は節約しないで、多少高くても、新耐震基準のマンションを購入すべきです。

間取りの優先順位とリノベーション

広さや間取りといった条件は、購入するマンションの本質的な部分ですので、それを最優先の購入動機とされる方は多くいらっしゃいます。しかし、広さは容易に変えられませんが、間取りであれば、購入した中古マンションにリノベーションを実施する方法を使えば、比較的簡単に変更できます。

マンション・リノベーションを実施するためには、2つあるマンションの構造のうち、ラーメン構造で建築された中古マンションを選ぶ必要があります。ラーメン構造のマンションであれば、比較的自由にリノベーションができますが、もう一つの壁式構造のマンションでは、リノベーションが大幅に制限されます。

リノベーションを行うという前提の下では、多少間取りが気に入らなくても後から修正ができますから、中古マンションの購入動機の中での間取りの優先順位は低くなります。

横浜・川崎市のリノベーション物件多数掲載!

横浜・川崎市密着ののどかホームでは、リノベーション物件を多数取り扱っております。未掲載物件も多数ございますので、是非、お気軽のご相談下さいませ。 お問い合わせ・資料請求はこちら

関連記事